はじめまして 今期レート2000を達成したので考えの整理も兼ねて記事にまとめようと思います。
tn St,ElmosFire 由来はBUMP OF CHICKENのセントエルモの火
コンセプト
プレイングを極める事で裏目が無くなる、一手一手が強い構築。
不一致テラバーストによるアドバンテージを取らずに、構築及び立ち回りで勝負する。
構築経緯
「テラバ舞羽アンコカイリュー」と「鉢巻マスカーニャ」の対応力と押し付け力が凄まじい事に2日目時点で気付き、これらから組み始めた。
最初は「ガチグマカイリューサーフゴー」で潜ってたもの、ミラーが頗るおもんなく、hd欠伸のガチグマが起点にされることが多かったため解雇。起点にされない吹き飛ばしとステロで相手のカイリューに負荷を掛けれる「カバルドン」を代わりに採用した。
このカイリューを通す上での課題が「ブリジュラス」の存在であり、このポケモンにはサフゴが若干有利を取れるものの、使っていた「拘りスカーフ」では1回しか誤魔化せなく対応力も低いため、ドラテを起点にできる「悪巧み+身代わり」で採用。
数を重ねると、この4体で不利を取るのが剣舞ガブ、セグ、ビルドコノヨ、マスカ、バンドリ であることに気付き、これらを纏めて流せる「アローラキュウコン」を採用。受けとして採用したのにも関わらず自然と壁を採用でき、アンコと合わせて裏の積みの起点にも出来るのはあまりにも強すぎた。
最後に炎タイプ(鬼火持ち)にカイリューでもサフゴでも積んで通すルートが遠回りになってしまうため2体が出せなく、それらに対して後出しから絶対的なエースになれる「珠バシャーモ」を採用して、構築が完成した。
個体解説
カバルドン@お盆の実
215(252)-132-169(124)-x-119(132)-67 鋼 砂起こし
hb カイリューの+1スケショお盆込2耐え hd 余り
普通のカバルドン、ガチグマとの差別化として「ステロ」「砂」「吹き飛ばし」「格闘等倍」があげられる。前者3つがカイリューにとても強く、どんなカイリューでも後出しから仕事が出来る点がとても偉かった。「ステロを撒く」だけで5割の仕事量はあるため出オチする事がなかった点も偉い。また、「格闘等倍」に関しては有象無象の格闘タイプにテラスを切る必要がなく、「オオニューラ」に対面安定して勝てる点がガチグマには無い要素だった。雨や雪に主導権を握らせないのも良い。テラスタイプは鋼、1回しか切らなかった。
主に2手目(マスカの蜻蛉、不利対面への引き)から展開するのが殆どで、初手から投げると凡そ不利対面をとるので投げれなかったです。 カイリューサフゴを通すにはこいつが欠かせなかった。 選手率3位
カイリュー@厚底ブーツ
197(244)-176(44)-116(4)-x-129(68)-119(148) 飛行 マルスケ
テラバースト 龍舞 アンコール 羽休め
h奇数最大 a11n b,d 余り s +1で110族抜き
最強のカイリュー あらゆるカイリューの中で1番パワーが出るカイリューであり、勝率は凄まじく84%。だが終盤はそもそもカイリューで通す構築がなかったため実質的な選出率は落ちて最下位。組み始めとは。 しかし舐めてる構築には負けることはなかったため、間違いではなかった。持ち物は相手のステロを一方的に拒否できる「厚底ブーツ」。
他にパワーのあるカイリューとして「ダイススケショ」が挙げられるが、スカーフトリックに対して無力であるのが使いづらく、命中不安。しかしこのカイリューは命中安定で無効タイプも無く、舞ったカイリューに後投げからスカトリされてもテラバ押してるだけで相手が壊滅する。テラスを残せたらまさに最強であった。
テラス前提の顔をしてるが、低火力相手なら素テラバ+羽アンコで対面勝てることに最後らへん気づき、さらに使い勝手があがった。
サーフゴー@食べ残し
193(244)-x-138(180)-176(52)-112(4)-108(28) 鋼 黄金の体
ゴルラ シャドボ 悪巧み 身代わり
h 16n+1 b 余り c11n d 端数 s気持ち
崩し特化サーフゴー。残飯+身代わり巧みで火力のないブリを完全に起点にできる。剣舞鋼Zと毒身代ガルドを足して3で割ったようなポケモンであり、 前述したテラバ1wカイリューといい、カバマンダガルド味があるのがとてもいい。 既存の隠密巧み再生だと、巧みのタイミングで引かれたり、ドラテを押されると裏目となるのが難しいところだが、「身代わり」を採用する事で甘い行動に対して莫大なリターンを取れるにも関わらず、引きに対して裏目ではない最強の一手を打つことが出来る。後述するアロキュウの壁アンコとのシナジーも凄まじい。
テラスタルは鋼、控えめとはいえ52振りなので+2ゴルラでステラ眼鏡流星耐えのチョッキガチグマが落ちないため。鋼単になると裏のブリのボディプレ抜群になるが、特化だとしても残飯込で2耐えするため問題は無い。正直飛行にして1ターン貰う方が強いと思いますが、テラス切ったタイミングでブラム押されたりしたらしょうもなさすぎるので鋼で使ってました。
技で採用してるため努力値は効率意識、かなり諸説。ガチグマの特化大地耐えや準速ガッサ抜き等カスタマイズ性はあるのでお好みで。選出率2位
Aキュウコン@光の粘土
171(180)-x-110(116)-101-120-171(212) 霊 雪降らし
調整はぼのぼにさんのパクリ。
補完枠その1 前述した通り龍全般を流しつつ、レギュhではかなり早い171からのアンコールで起点と縛り性能もありつつ、最強技オーロラベールを使える出来杉ポケモン。
持ち物はベールの出力を上げる粘土。技はベールアンコは確定として打点になる吹雪とセグレに対する遂行速度を早めるためにムーンフォース。蒼炎で瓦割りが台頭し始めた後、チョッキには標準搭載だったため間違いではなかった。ミストフィールドは全く押さなかったんで不要でした。テラスタイプは神速を縛れるゴースト。正直終盤はアロキュウサフゴの壁選出ばっかした(多分上では通用しない) 選出率4位。
バシャーモ@命の珠
155-189(252)-90-x-91(4)-132(252) ステラ 加速
as振り切り dl調整
補完枠その2であり、構築のmvp。本当に強かったが、2日前に採用したため、練度が低く選出負けした試合が多すぎた。主にカイリューサフゴどちらも通せない構築に投げ、破壊する。(ウルガや壁ガブ、アマガドオー等) この枠はエスバや炎ケンタロスが多かったが、上記の構築を一瞬で破壊できる点と、壁とあわせた圧力が噛み合ってた。
ステラ珠120打点は等倍hbウルガがだいたい消し炭になり、ガブは確1。剣舞までするとhbカイリューがステロ込の半減でも飛ぶ。hbブリでも半減アシレでも吹き飛ぶ。
アロキュウに加速でアンコに縛られず、起点にできる唯一無二のポケモンであり、このポケモンを採用してからアロキュウには一敗を除き全勝、その試合も炎テラスで使ってたため、インファでガブが落ちなかっただけであり、その後はステラにしたためワンパンし続けた。氷テラバがいちばん使われてるためカイリュー対面インファを押したら勝手にテラスしてきて、勝手に沈んでいった。
「命の珠」の理由だが、当初は襷で運用してたものの襷を盾にに舞う相手がいなかった。更にフレドラや砂でも削れるため使い勝手が悪く、瞬間火力も微妙で悩んでたところ、過去作の珠バシャの記事を見つけ試しに使ってみたらすこぶる強かったため続投。アロキュウと組んでるためバトンを第一に警戒されるところを爆発的な火力で破壊するのは気持ちが良かった。
技は一致最高打点のフレドラインファに加速を能動的に働かせる守る、崩し用の剣舞。 1週間ぐらい前に気付いて練度も上げれたらと負ける度に思った。選出率5位
マスカーニャ@拘り鉢巻
159(60)-176(236)-90-x-90-171(212) 悪 変幻自在
叩き落とす 蹴手繰り 戯れ 蜻蛉返り
組み始めであり、一ヶ月ずっと強かったポケモン。「悪テラス叩き落とす」の火力は勿論、各々の火力も弱点を付ければだいたいワンパンできる壊れポケモン。ちなみに鉢巻蹴手繰りは197-116カイリューがステロ込み、半減で受からない。 ほとんど初手に投げ、蜻蛉からカバやアロキュウに展開した。ブリの場合はサフゴ引き。マスカミラーは世界一しょうもないため避けたいが、相手側がバシャに対してあまり出したくないためたま〜にミラーでも初手に出した。
技は最強技叩き落とす、セグドドゲガチグマに押す蹴手繰り、上からフェアリータイプになりスケショを空かせる戯れ、展開用の蜻蛉返りで確定だと思う。悪テラスのため不意打ちが欲しい盤面があったが、戯れじゃないと負けていた試合の方が多かったため、戯れで使っていた。
マスカカバサフゴって投げ方がとても好きでした。選出率1位
選出
構築の種類が多すぎたため、これにはこれといったものがあまりないので思考回路で説明します。
まずカイリューを通せるかどうかを考え、止まるポケモンが一体なら補完を投げカイリューを通す用に立ち回る、カイリューがいたらカバを投げたい等。カイリューが投げれないブリカイリュー入にはマスカカバサフゴ、逆にサフゴが投げれないとなるとマスカカバカイリュー。カバとアロキュウを相手によって変えたり。と、クッション+積みエース+補完と投げるのを意識してました。しかしカバをクッションにしてアロキュウを補完にする選出とバシャを積みエースとしてマスカを補完にした選出は全部負けたのでこれらは避けるようにしたい。決まってる選出は以下の通り。
ママングライ カバマスカ@1
受けル マスカカバサフゴ
アロキュウ展開 アマガドオー バシャ@2
きついポケモン 並び
ママングライ
構築の欠陥、ステロとマスカで崩したいが上のグライは殆ど叩きだったため、鉢巻を落とされるとマスカの叩き×2でグライが落とせなくなり、勝てなくなる。カイリューで無理やりグライを倒すか、上手くアンコを当てたりする勝ち方もあるが上手い人には通じるわけが無い。でも、上手い人と当たらなかったため結構勝てた。
ハーブブリ
サフゴが対策になってないためキツイはずですが、持久力のcsみたいな無茶苦茶な型しかあたらなかったため被弾一回で倒せるので楽でした。1位の頑丈の電テラ10万なんかは無理です。
ラウドボーン
サフゴ対面でゴルラを押して解決してた。きつい。
コノヨ
アロキュウサフゴやマスカの戯れ等、EZWINできるはずが勝率4割、振り返ってみると運負けが多かったが、運負けするということはそういう事である。
最後に
1週間ぐらい前に3万位まで落ちて気持ちがどん底であったため1ROMしか用意出来ず、前日にBUMPのライブで「ボルテージを最高潮まで」上げる予定が、疲労が半端なく2000のせてすぐ撤退。情けない。いつも3日前とかに萎えて撤退ばっかしてたので最後まで戦う事への準備不足と覚悟のなさを感じました。
格下狩りばっかして上はあまり見えなかったですが、構築に自信があったためs23こそ頑張りたいです。ところが5日時点では一戦も潜ってません。
長くなりましたが最後まで閲覧ありがとうございました。何か質問などあれば@lafpoke まで、プロデューサーの友達も募集してます。